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自分は必要な人間だ”と言う人ほど、組織を壊す

つい最近だが、
居酒屋で飲んでいて、ふと気付いた。


現場って正直だな、と。


「この人がいるから助かる」と思われる人と、
「この人がいるとしんどい」と思われる人は、
どこの会社でもはっきり分かれている。


能力の差じゃない。
経験年数でもない。


“スタンス”の差だと思っている。


忙しい日、
誰かが黙ってフォローに入る。


誰かが、当たり前のように穴を埋める。
そういう人って、だいたい同じ顔ぶれだったりする。


逆に、
なぜかいつも同じ人が助けられている側にいる。


本人は普通に仕事しているつもりでも、
周りからすると負担が偏っている。
そんな中で、たまに聞く言葉がある。


「自分は会社にとって必要な人間です」


正直に言うと、
この言葉が出た瞬間にズレている。


会社は、誰か一人の力で回っているわけじゃない。


本当に必要とされる人間は、
自分でそんなことは言わない。
周りが勝手にそう思う。


だが、その言葉を本気で言っている時点で、
すでに組織の本質を理解していない。

会社は、個人の力で成り立っているわけではない。
現場で支えているスタッフ、フォローしている同僚、
見えないところで調整している本部。


その積み重ねの上に、あなたの仕事がある。


にも関わらず、
「自分がいないと回らない」と思い込む人間ほど、
周囲への配慮を失い、感謝を忘れ、
やがて組織の空気を壊していく。


本当に必要とされる人間は、
自分で「必要だ」とは言わない。


周囲から自然とそう思われる人間だ。
・困った時に手を差し伸べる
・忙しい時に一歩前に出る
・誰かの負担を減らす動きをする


そういう積み重ねがあるからこそ、
「この人がいないと困る」と周囲が感じる。


一方で、
・自分の都合を優先する
・責任を環境や他人のせいにする
・助けられていることに気づかない


こういった姿勢の人間は、
どれだけ経験があっても、役職があっても、
組織にとって価値はない。


むしろ、マイナスだ。


会社は慈善事業ではない。


周囲の士気を下げる人間、
組織のバランスを崩す人間を
守る理由はどこにもない。


必要なのは、
「自分がどう評価されるか」ではなく
「自分が周囲に何を与えているか」を考えられる人間だ。


もし今、
「自分は必要な人間だ」と思っているなら、
一度立ち止まってほしい。


その評価は、本当に周囲からのものか。
それとも、自分の中だけの思い込みか。


組織は、勘違いしている人間を中心には回らない。


回しているのは、
黙って支えている人間たちだ。


そして最後に、はっきり言う。


自分の価値を履き違えている人間は、
この会社には必要ない。


神恩感謝

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